昨今の事件から色々なことを考えてしまいます。
ここからは仮定の話です。
マイナ保険証の導入されました。
私の知らないところで私のマイナ保険証が偽造されました。
私のマイナ保険証は2通あります。偽のマイナ保険証を持ってる方が病院で受診します。私も本物のマイナ保険証で病院で受診します。
当然、偽保険証の分の請求も本物の保険証の請求も加入してる保険組合に請求されます。
確定申告前に保険組合から医療費の明細書が届きます。その時に始めて私の医療費の明細が過剰に請求されてることに気が付きます。もし、前年の1月に偽造されてたら1年もの間気がつかずにいたということになります。
偽の私の分の医療費を保険組合が支払ってしまったということです。
その場合の責任は私にあるのでしょうか?
世の中に『私』が二人存在してることになります。本物の私を証明する手段は運転免許証になると思いますが、それが無い方はどうすればよいのでしょうか?
また偽マイナ保険証の方が犯罪を犯してしまったら、私は前科一犯になってしまいます。とても怖いことです。
病院の話だけならまだしも、スマホの契約、借金等に悪用されたらたまりません。
でもあり得る話です。
個人情報保護法が発足して長い時間が経過してます。
が、特殊詐欺事件等をみてると、高額所得者や資産家の詳細な情報や名簿が特定のルートで取引されてるように思います。
デジタル化が進み全国の自治体がオンラインで繋がり、法律もきちんと整備されてるなら、マイナ保険証も有りと思います。
まだまだその段階にいってないと思われます。
何かあったら誰が責任を取ってくれるのでしょうか?
知り合いの弁護士さんに依頼してもそれなりに出費はかかります。
政府はそのような事も想定出来てるのでしょうか?
7年前、大手不動産会社が地面師グループに土地の購入代金の55億5千万円を騙し取られてしまいました。都心の駅前の一等地でした。なりすましの偽の地主の女性と地面師グループを見抜けなかったのです。
怖い世の中になりました。
デジタル化は進まなくても良いと思ってしまいます。
政府は介護保険証もマイナカードに紐付けようとしてます。
不便な時代になります。
アナログな時代が懐かしいです。
今まで通り紙の健康保険証の存続を希望します。