神奈川県内の老舗銭湯(亀の湯さん)が、一部お客さんの迷惑行為により、閉店せざるを得なくなったとのこと。遂にここまできたか、日本人の礼儀正しさや奥ゆかしさ等は、今は昔。赤信号皆で渡れば怖くない。ですか、本当に残念です。
銭湯の経営者さまには、老舗を守りぬかねばとの思いと、何度注意しても迷惑行為を繰り返すお客さんとの間で心の葛藤が、ずっと続いてたのだろうと思われて、本当に気の毒です。老舗を続けられるのは、経営者さまの並々ならぬ努力とともに、利用するお客さまの質が大切なのでしょう。
薪を燃やしてお湯を沸かしてたのこと。体にやさしいお湯で温まったら、それが長く続き、常連さんにとっては、大切な銭湯だったはずです。
木材や家具の不法投棄は、木だから燃やしてもらえるだろうという身勝手な思い。
備品等の持ち去りやサウナの利用代金の未払いは、これまた、私だけじゃないよ、という気持ち。
壊しても申告しないのは、これだけお客さんがいるのだから、誰がやったか分からないだろうと。どれもこれも何とも身勝手過ぎます。
燃やしてる薪は、種類が決まってるでしょう。不法投棄された物品の処理の手間は、例え無料だとしても、余計な事に時間が取られてしまいます。有料だったら、銭湯代金の何倍の処分費用を払うのでしょうか?
備品の搾取は、また買い足さねばなりません。
サウナの利用代金未払いは、利益が減る事になります。
壊された物を修復するには、修復代金がかかります。
迷惑行為は大概にして貰いたい。
昨年10月からのインボイス制度の事務処理手続きも、大変なことでしょう。
諸々の事を天秤にかけた時、閉店の措置もやむを得なかったと思われます。ご心労如何ばかりかと存じます。
若かりし頃、銭湯を利用してたことがありました。体が温まり、その時分 入院中の私には、至福の時間でした。
お客になった時、お店の方たちに迷惑をかけないようにしたいものです。
今からでも遅くありません、銭湯に迷惑行為をしてた自覚のある方は、名乗り出てほしいものです。
その方たちは、本人・家族等に、違う形でしっぺ返しが来ると思われます。