2023年度産米 生産量は661万トン 需要量は 702万トン で 需要量が上回りました。
加えてくず米と呼ばれるお米も平年より16万トン少なかったようです。(くず米は作況指数に反映されない)
くず米は、せんべいや味噌醤油等の加工用に回るそうです。昨年末にそれ(くず米の不足)に気づいた買取業者が食料分のお米の買い付けにまわったようです。
その為にお米不足が起きたようです。
生産量より需要が多い分とくず米の生産量減量分を合わせると、単純計算で約57万トンの不足となります(輸出量含まず)。海外の日本食ブームで輸出量も増えてます。
くず米の生産量には目を向けてなかったようです。
今年の生産量は平年並みになってほしいです。(食料分も加工用に回るくず米も)
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以下引用 JAcom 農協協同組合新聞コラム 2023年12月19日
「ひこばえ」でも欲しい加工原料米業界【熊野孝文・米マーケット情報】
ライスグレーダーの網目から推計した5年産米のくず米発生量は左表のようになるが、32万トン台の発生量は農水省が網目別の統計を出すようになってから最も少ない数量である。
一部抜粋しました。
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