無駄とゆとり

若い頃から、「無駄」がなんとなく嫌でした。

無駄なことはしない。どうすれば早く仕事が出来るか?そのようなことばかり考えてました。

ある時、私より10歳以上も年上の方に「無駄」について話をしました。その方は 「無駄はゆとりよ。 ゆとりがある生活も大切よ。」  と何気にそうおっしゃいました。

それ以来、私の考え方も変わりました。山に行ったり、美術館に足を運んだり、「歌謡コンサート」を観覧したり、ハイキングやバス旅行に参加したりと楽しみました。心なしか気持ちに余裕が出てきました。電車に乗り終点まで景色だけを楽しむこともしました。ぼーっと景色を見てる時間は至福でした。

今は  刺し子を楽しんでます。

 

下記引用 NEWSセブン 2023年12月19日の記事より一部抜粋

ビートたけしが“ゆとり”を失った社会へ直言「効率を追い求めて、道を踏み外す若者たちが心配だ」

仕事に関しても、ラクしてカネを稼ぎたい──そう考える若者が増えているようだけど、そこにも矛盾が生じている。若者がネット上のSNSに書き込まれた「闇バイト」と呼ばれる“求人募集”に応募して強盗に加担する事件が続いた。

コイツラは自分たちがカモにされていることに気づいていない。リスクだけ背負わされて、もらえるギャラは雀の涙だろう。割に合わない役回りを押しつけられて犯罪者になるのは“ラク”とは真逆のはずだ。

同じように暗号資産やあり得ない金利の投資詐欺に引っかかるヤツが後を絶たない。今時「ネズミ講」みたいな話に引っかかるのも、「ラクして稼ぐ」という考えが歪んだ方向に増長されてしまった結果だろう。

 

ニッポン人は、もっとムダを愉しむべきだ。ジャンジャン流れる情報に振りまわされるより、そのほうがよっぽど豊かに違いないぜ。

*上記記事は途中割愛させていただきました。

 

 

その通りと思われます。今は便利さに慣れすぎて  効率だけが求められてしまってるのかもしれません。

必要な無駄を楽しんで心も豊かになりたいものです。