中秋の名月

月々に月見る月は多けれど

月見る月はこの月の月

 

詠み人知らずの和歌です。

 

9月17日(火)は中秋の名月です。

お天気が気になりますが、美しい月が見られると良いですね。

 

子どもの頃、『お月見』には廊下にススキや団子や収穫物(さつまいも、トウモロコシ等) を飾りました。

その日だけは、月見泥棒が許されていて近所の子どもたちがそっと素早く盗っていきました。だんだんとお菓子等も飾るようになりました。いつの間にか月見泥棒は無くなりました。

幼い頃の懐かしい思い出です。

 

年中行事として

暮れに畳を上げて干してすす払い・大掃除や障子貼り替え

正月用餅つき

正月は初詣    3日にとろろ芋  7日に七草粥 11日は鏡開き 中旬に団子さし

2月は節分で豆まき

3月はひな祭りで餅つき

5月は菖蒲湯   田植え 早苗ぶりで餅つき

6月は旧5月節句で柏餅作り

7月は七夕で笹竹に飾り付け

8月は旧盆で盆踊りと花火大会

9月は中秋の名月でお月見

10月はお米の収穫で餅つき

11月はえびす様

12月は冬至カボチャ

おぼろげな記憶ですが、色々行事がありました。

今ほど食料が豊富でなかった時代でした。餅はごちそうでした。

今はここに掲げた行事がどれぐらい残ってるかわかりません。

昭和は古き良き時代だったと思います。