兵庫県知事選挙の不思議

兵庫県知事選挙が終わりました。

ネット戦略の危うさとテレビ報道の規制が絡み合い、今までの選挙では考えられないようなことが起きたようです。

前知事の斎藤元彦氏が当選しました。ネットで書かれた情報を信用して斎藤元彦氏を応援する情報が拡散されたようです。

また、斎藤元彦氏を当選させるために立候補した候補者もいるとか。その方の斎藤元彦氏を応援するネット戦略が功を奏したようです。

斎藤元彦氏に対するマスコミの報道がデマだと信じてしまった有権者が、斎藤元彦氏に投票したようです。

稲村和美氏に対するデマもネットで拡散され、稲村氏陣営はどうすることもできなかったようです。

斎藤元彦氏が当選しましたが、知事の時に二人の県庁職員が亡くなられた事実は変わらないです。

パワハラ問題と合わせて、何にもなかったことになってしまってるとは驚きです。

テレビは見ずにネットの情報だけを信用して行動する若者たちや、いや若者たちだけではなく大衆には驚きます。

これからの日本を考える時に非常に危うい空気を感じます。

短絡的な考えかもしれませんが、だから、ネットによるロマンス詐欺や闇バイト等に簡単に足を踏み入れてしまうのかもしれません。

ネットを制する者は強いようです。

これからの選挙を考える時に、ネットの規制も考慮しなければならないようです。

さて、兵庫県ですが、県議会議員に不信任案を突きつけられ失職した斎藤元彦氏が、また知事になりました。

強権的な知事にならないことを祈るばかりです。